歯の脱灰と再石灰化について
投稿日:2020年11月16日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。大井町フラミンゴ歯科の村田です。
今回は、歯の脱灰と再石灰化についてお伝えします。
広告などで、再石灰化という言葉を聞いたことがあると思います。
食事のたびに歯の表面では脱灰と再石灰化が繰り返されていることをご存知でしょうか。
歯の表面を覆っているプラークという汚れの中には虫歯菌がいます。その菌が、私たちが食べたり飲んだりしたものを使って「酸」を作り出します。この酸が歯の成分を脆くしています。このことを脱灰と言います。脱灰が起きている状態だと歯の構造が壊れているので、放っておくと歯に穴が開いてしまうのです。
そこで重要なのが唾液の働きです。唾液は、壊れた歯の構造を修復してくれるという働きを持っています。このことを再石灰化と言います。虫歯予防のためには、脱灰と再石灰化のバランスが取れていることが大切です。
また、唾液には、歯の表面やお口の粘膜を洗浄する働きもあり、虫歯予防にとって重要です。
現代人はスマートフォンやパソコンの使用によって顔や口周りに力が入りやすく、唾液の分泌量が減少していると言われています。また、強いストレスも唾液の質や量に影響してしまいます。仕事の合間や入浴時などに顔や顎をリラックスさせてマッサージすることで、唾液の分泌を促すようにしましょう。
虫歯のことで気になることがありましたら当院でお気軽にご相談ください。
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