親知らずは抜いたほうがいい?抜かなくていい?
投稿日:2021年6月18日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。歯科衛生士の山川です。
今回は親知らずにいついてです。
よく皆さんも周りの人に
「親知らず抜いてすごく腫れた!」
「親知らず抜くときすごく痛かった!」
などと聞いたことがあると思います。
そもそも親知らずはなぜ抜かなくては、いけないのか考えたこととありますか?
親知らずは大体20歳前後で生えてくる8番目の歯です。
(真ん中から数えて8番目の歯。)
昔の人は固いものをよく食べていた為、顎が大きく親知らずが
生えるスペースがありました。
しかし、最近は固いものを食べる機会が減り
顎が退化し小さくなっている方が多いため、親知らずが生えるスペースが
なくなってきています。
そのため、親知らずが変なところから生えてきたり、生える際他の歯が
押されて痛かったり、歯茎と親知らずの間に汚れが溜まりやすくなり腫れたりと
痛みを伴う症状が出てしまう方が多くいらっしゃいます。
そして、生えるスペースがないため上下で正常に噛んでいる方も少なく
そのままにしておくと痛くなったり、虫歯や歯周病になったりと
デメリットしかないため、一般的に抜きましょうと言われることが多いです。
そして、年を取るにつれて顎の骨が固くなるため歯を抜くのは
大変になります。
なので親知らずを抜いたほうが良いのか
分からない方は痛みが出る前に早めに診てもらいましょう☺
■ 他の記事を読む■