嚙み合わせによる全身への影響
投稿日:2021年4月5日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
歯科衛生士の山下です。🦷
新生活が始まり忙しい時期ですね!
今日は噛み合わせについてお話したいと思います!
「噛み合わせが悪い」、と言われても何が悪いのかいまいちわからない方も多いのではないでしょうか。
噛み合わせに異常があることで起こるリスクについて知っていただければと思います。
✰噛み合わせの種類について✰
・上の前歯が突出している「上顎前突」、いわゆる出っ歯と呼ばれる状態
・下の歯が上の歯より前に出ている「受け口」、いわゆるしゃくれと呼ばれる状態
・奥の歯は噛んでいるのに上の前歯と下の前歯の間が浮き、隙間のできる「開口」
・顎の大きさに対して、歯が大きいことにより上の歯と下の歯が交互に噛んでいる「クロスバイト」
これらが組合わさっているものや、見た目だけでは分かりづらいものもあります。
では噛み合わせの異常により起きる問題について説明いたします。
✰磨きづらい部分があることにより、虫歯や歯周病になりやすくなる。
✰正常な位置で噛んでいないことにより、顎への負担が大きくなり痛くなる。
✰よく噛めないことで、丸飲みに近い状態になり胃腸に負担がかかる。
✰発音が悪くなる。
✰笑顔に自信がなく表情が暗くなる。
✰噛み合わせによって身体に歪みが生じて姿勢が悪くなり頭痛などが起こる。
このように、嚙み合わせはお口の中だけでなく全身の健康にも深く関わっています。
自覚症状が現れ、それ以上悪化する前に「予防するため」にも矯正治療は行われます。
ご自身で少しでも気になったら相談して下さい!✊
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